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「マインドフルネスの継続」という壁の乗り越え方


マインドフルネスは1年程前に比べると、随分と皆様にとっても耳慣れた言葉になってきました。
目的や意義などについても大まかに理解されている方、大分増えてきました。

一方で始めた後に継続できず、効果を実感できないと感じている方、多くいらっしゃるのではないでしょうか?

ここで、マインドフルネスにおけるいくつかの大きな抵抗とそれに対する対処法について記載します。

壁1:時間の確保問題


 多くの方が時間に追われている日々。やがては、「そんな中でわざわざ何もしない時間」を確保する、ということに対して抵抗が生まれ始めます。

そもそも、どうしてあなたはマインドフルネスに興味を持ったのでしょう?

・流行っているから?
・何となく良さそうだから?

理由が明確でなければその理由をまずは掘り下げてみても良いかもしれません。

1. コミュニケーション能力の改善
2. パフォーマンスの向上
3. 脳の疲労回復
4. 本当の幸せの追随
5. 心身両面からの健康
6. 安定した自分作り
7. 人間性の向上
8. 物質社会との関わり方を学ぶ などなど

いづれの理由にせよ、マインドフルネスを始める、と決心したのならば、まずは実践の継続をコツコツと続けることです。

マインドフルネスの強みは、瞑想だけではなく日常生活でもできる方法がたくさんありますから、それを取り入れてみるのです。

そして、あなたの価値観も変わり、「何もしない時間」の確保のプライオリティが上がった、と認識していきましょう。

残念ながら、マインドフルネスによる効果は実践継続あるのみ。
効果も人それぞれなので、「継続した先にあなたが何を感じるのか」、をただ楽しみにまずは実践を継続して行ってみましょう。

壁2:心のコントロールの難しさ


お天気のように変わる私たちの心。
マインドフルネスの実践を継続していくとそれに気づいていきます。

そして、「心をコントロールすることの難しさ」を体感するかもしれません。
そこで多くの方が挫折してしまうのも事実。

でも、マインドフルネスの実践者全員がいつでも自分の心をコントロールできているのでしょうか?

マインドフルネスは意識のプラクティス。

私たち人間には、意識に加えて他にも素晴らしい能力があり、それが思考や感情と言うもの。
そして、皮肉にも思考や感情という力があるから、私たちの心のコントロールは難しいのです。
だから、マインドフルネスの実践を行っていくのです。

どんな効果が出るのか、また効果が出るまでに要する時間も人それぞれです。

さらに、残念ながら効果が出て終わり、と言うものではありません。
永遠に実践を続けなければ、私たち人間はすぐに心を内観する力は衰えていきます。

心をコントロールする必要はありません。
自分の今の心とカラダの状態に気づくのです。
意識のプラクティスで思考や感情を感じる力を養い、心の状態に気づき、次の行動までの余白を作るのです。

そうすることで、次のあなたの行動を選択する力が養われていくのです。

コミュニケーション能力の向上がこの目的の1つに入ってくるのは、上記の理由もあるのかもしれません。

マインドフルネスの効果は人それぞれ

お伝えしたように、マインドフルネスの効果は人それぞれです。
100人いたら100通りある程、その効果の幅は広いのです。

脳科学・サイエンスベースでも、この意識のプラクティスにより前頭前夜が鍛えられ、幸せを感じる力が養われていくことも証明され始めているのは事実です。

「何の判断もせず、ただ今この瞬間に意識を向ける」

言うがやすし行うが難し。

わたしはそもそも、「意識」と言うものが何なのかさえ、よくわかりませんでした。
自分と向き合う意識のプラクティス、実践中は内側の見つめ方がよくわからず、できているのかできていないのか、特に瞑想中は常に不安で仕方ありませんでした。

でも、マインドフルネスを継続していくと、「正しくできているのかどうか」、という考えに常に囚われている自分に気づき、それはわたしの人生の何事においても感じてしまう一つの共通課題であることにも気づきました。

わたしのように感じている方、まずはカラダを感じる力を養いましょう。

緊張やストレスにさらされた生活を送っていると、初めはカラダがガチガチで腹式や胸式呼吸さえしづらい自分に気づくと思います。
マインドフルネスは、「気づき」のプラクティスですから、どんなことでも気づいていくことが次に繋がっていきます。

MBSR 8週間のマインドフルネスプログラム

そんな方は、ぜひ、マインドフルネスを継続するための習慣作りを一緒にしていきましょう。
8週間かけて内なる探求、心の筋トレ「今ここ意識」を作る意識のプラクティスを行っていきます。

また、日常生活でも実践できる複数のインフォーマルプラクティスもMBSRの中では学んでいきます。

◆MBSR 8週間 マインドフルネス・ストレス低減法◆
オンライン zoom
日程: 9月から開講
講師: 三枝英里 ブラウン大学MBSR認定講師

プログラム開発者はジョン・カバット・ジン氏、アメリカで起きているマインドフルネスの大ブームの火付け役者です。

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