“自分に優しさを向ける“ってどういう意味でしょう?
勤勉な人こそ、それは自分を怠けさせることになるのではないか、と考えてしまいがちのようです。
でも、それは、お友達が悲しんでいるときに、
ただそばにいて、励ましてあげるときのように
自分の心にもそうして寄り添ってあげることなのです。
カラダへのケアと同じように
心にもケアをしてあげるのです。
そのために
お天気のように常に変わる自分の心に
気持ちを向けてあげるのがマインドフルネス瞑想です。
それは、目の前のタスクをやらないということ?
やらなければならないタスクがあって
そうする気分ではないとき
それをやるのを止める、のとは違います。
止めることと、一時的にストップさせることとは違います。
「やりたくない」と、思っている自分の思考や感情に寄り添ってあげるのです。
そして、「嫌悪」が湧き上がるのはなぜなのでしょう?
・カラダが疲れているから?
・さっき、お友達や家族から言われた言葉に傷ついているから?
・遂行しているプロジェクトが上手く進行しないから?
・お腹が空いているから?
その理由を突き止めたら、自分を養ってあげるのです。
・カラダが疲れていれば、ゆっくりと湯船に浸かり早めに布団に入リましょう。
・言われた言葉に傷ついているのならば、それは他人が形作ったストーリーから生まれたこと。真実ではありません。
・プロジェクトの進行が芳しくないのは、誰のせいでもありません。自分や誰かを責めているならば、その感情を観察し、自分を解放してあげましょう。
・お腹が空いていれば、今日は大好物のステーキでカラダと心を養ってあげましょう。
特に大きなプレッシャーやストレス下である場合は、
やらなければいけないことを一時的にストップし、
床に座り、ただただ静かにじっとしていることがとても苦痛に感じると思います。
でも、自分へのストレスを低減する、自分へのケアを行うとはそういうこと。
静かに座る時間を持つ以外に、自分を理解することはできません。
毎日のプラクティスがあってこそ、追求できる自分への対処法です。
今日、わたしは友人から頂いたシャンパンを糧に山を乗り越えようと思います!